素晴らしい賃貸物件選びのコツブログ:05-2-2018
ミーは親と離れて住んだことが今までない。
生まれた時からミーが21歳になるまで、
一番長い時間離れていたのは
ミーが修学旅行に行った時の5日間ぐらい…
特に、
ミーとお母さんの関係は特別で、
ミーの娘の頃のあだ名は
「お母さんのしっぽ」だった。
ただの一秒も
お母さんのそばを離れないということから、
誰かが私につけたあだ名だ。
だが、ミーも年を重ねると、
お母さんのそばにいつも一緒にいるのは
だんだん難しくなった。
学校の授業、友達との遊び、サークル活動、バイトなど
ミーとお母さんの間にはいろんな邪魔者が増えてきた。
そんな中…
ミーの一年間の交換留学は、
親にとって「衝撃的なニュース」であった。
自分のムスメが外国で暮らす…など
想像もつかないことだった親。
しかし、
親は笑顔でミーに「さようなら」を言った。
別れの時、ミーは馬鹿みたいに空港で、
「わああんわああん」
声を出して泣いてしまった。
父親はおととし退職。
貧しくはないが、決して裕福ではない家庭、
これがミーの家庭だ。
また、今まで離れて暮らしたことないムスメを、
外国に送り出す親の心はどうだっただろう…
彼らも心の涙を流したはずだ。
飛行機の中でミーは決意した。
これから、一人で立ってみよう。
親に絶対心配をかけない。
そこで、考えたのは
自分の生活費は自分で稼ぐこと。
ミーには何も言ってくれないが、
父親も退職したことだし、
きっとお金の問題があるはずだと思って
バイトをすることにした。
バイトができる資格証をもらった後で
ミーはすぐバイト先を決めた。
ホテルでのバイトとレストランでのバイト。
二つのバイトは簡単ではなかったが、
生活費には充分だった。