アパートよりも賃貸マンションを選ぶメリットブログ:04-3-2019
ボクは両親が本当に嫌いでした。
小さいころの記憶といえば、
家で日本酒に溺れるお父さん、
そのことでお父さんをなじる母。
そしてその怒りを姉やボクにぶつけ、
姉はその怒りをボクにぶつけていました。
家には居場所がない…
子供の時のボクは
そう考えるしかありませんでした。
以前、実家に帰った時に
小学生の時に作った壁掛けがあったはずなので、
母に見せてほしいと頼むと、
「捨てた」と言いました。
ボクは当然のように聞きました。
「なんで捨てるねん、小学生のとき作った作品で唯一残ってるやつやん」
母は言いました。
「あの壁掛け吐き気するくらいキライやねん。
灰色とかなんともいわれへん色ばっかりやから」
その通りです。
ボクがみても30秒が限界なのですから…
小学生の持つ明るさなどまったくなく、
絶望という言葉がふさわしいような色だけでした。
そして中学、高校と
表面的には普通の子供でしたが
内面的にはどんどんゆがんでいきました。
変わることのないお父さんと母、姉との確執。
その時のボクの望みはただひとつ、
「楽に死にたい」
何度も首をくくる練習もしました。
包丁を腹にあてたりもしました。
このまま目が覚めなかったらいいのに…と
毎日のように思っていました。
そしてある時、ボクは決めました。
「こいつらは赤の他人や」と。
そしてボクは一度だけ両親に言ったことがあります。
「こんなゆがんだ性格にしたのはあんたらのせいや、謝ってほしい」と。
両親は頭を下げました。
でも、そんなボクでも
今は少しづつお父さんも母も姉も
許せていっています。
姉に子供が産まれ
実家で子供たちと遊ぶようになった時に、
姉から
「ありがとう」と感謝をされたことで
ボクの中で何かがかわりはじめたんです。